2010年8月27日金曜日

純血ダイヤ判別法





ここのところネットなどに やけに綺麗なダイヤがちらほらと出ており 何人かのお客さんから純血だろうか?という質問を受けることが多いので 今日は簡単な判別法を書いてみました
1段目の画像をご覧ください うちで去年輸入のワイルド同志のペアから採れた純血ダイヤベビーですが まず純血ダイヤは右下の個体でわかりやすいですが 尾は体盤長よりかなり短いです
二段目の画像をご覧ください アルテミスダイヤですが一番上の個体を見ると体盤長と尾の長さがほぼ同じです アルテミスはダイヤ3/4 マンチャ1/4です マンチャの血が1/4までですとこの個体のようにダイヤにかなり寄っても尾の長さでマンチャの血がわかりますが もっとダイヤの血を濃くすると判別できないかもしれませんが ただし市場にはまだ出来ていないと思います
このように尾でほぼ判別できますが 尾をはさみなどで成形してしまう人もいると聞いたこともあるので横から見た団扇状の尾の先の形状に違和感がないかどうかも観察してみてください
あと外周スポットがやけに大きく綺麗だったり 横から見たときの尾の付け根側の大きめのスポットが綺麗に4個以上並んでいる スポットが良いわりに瞼の細かいスポットが意外と少ないなどの特徴が出ている場合も怪しいです  
★マンチャが入っていても真っ黒でスポットの真っ白な個体もいるし30Cmくらいまで黒の薄いダイヤもいるので ベース色やスポットの色は判断材料になりません
次に三段目はダイヤXポルカですが この掛け合わせだと尾は短いので判断材料になりませんが ポルカ1/2ですと外周スポットは甘めになります ポルカ1/4ですとこれは判別不可能かもしれません
これらの個体を見るときは生後二か月以上はたっていることが最低条件となります
極上純血ポルカやダイヤXポルカのベビーは生まれたてはダイヤと見分けがつかないような外周スポットが出ていますがこれは日を追うごとに薄れていきはっきりしなくなります
純血ダイヤは生まれたては外周がすこし薄めでも日を追うごとに逆にくっきりしてくることがほとんどです
前にも書きましたが ダイヤ純血同志よりもダイヤを使ったハイブリの方が簡単に綺麗な個体ができます 皆様がやけに綺麗な個体に出会い 純血でないなとわかっても ご自身が純血にこだわらず その価格が納得のいくものであったならぜひ購入されることをお勧めします
ただ将来手放すことがあったら難しい事でしょうがその旨は伝えてほしいものです
近年中にワイルドの輸入が確実に永久に不可能になるであろうことが予測されるので 純血の維持は
必要なことと思います


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