2012年12月6日木曜日

エイ繁殖の考察 その3

ところで スモールはスモールスポットポルカと呼ばれてますが
分類上はマンチャになってます
おそらく エイの分類の判断になる骨の節の数などでの結論と思われますが
私には ほぼ茶系の血と思えてなりません
まず性格が 他の黒系とはまったく違います 目も出ていて大きめです
MAXサイズもモトロよりも さらに小さい
そして 妊娠期間 当社の第2ファームで2ペアで 15回くらい生みましたが
いつも92日位 出産数もだいたい7~10枚
かなり大胆な予測ですが ヒストリの血を感じます
そして幼魚時の亀甲模様は 亀甲模様タイプのシング-エイのベビーとそっくり

そういえば 3年前フラワーオトロンゴのような小さい花柄のワイルドダイヤが
サンフェリックスから数百キロ上流のインディオの保護区で 1尾のみ捕獲され
日本に輸入されましたが 輸入直後の実物を私が見た限りでは
目などの形態や裏の感じなど ダイヤではなく スモールでした
驚くような価格で 販売され 雑誌に掲載された兵庫のマニアさんがお持ちでしたが 健在なのでしょうか? ♂でしたので 繁殖に使えたたのでしょうか?
ご存じの方がいらっしゃったら 是非情報およせください お願いします
このタイプは私も興味があり 去年あたり入手出来るはずでしたが その輸入業者の
誠意のない対応により残念なことになりました

話をもとに戻しますが

南米河川地図を見ると
スモールのタバジョス川  ダイヤのシングー川 マンチャのトカンチンス川
は かなり上流のマッドグロッソあたりで かなり近くなっており
太古の昔は源流が1本の川で途中で3本にわかれたり 支流でつながっていたりしていたのかもしれませんね

ダイヤは ダイヤモンドポルカと呼ばれてますが ポルカの生息するアルタミラ周辺とは 数百キロ離れており その間のシングー川には 茶系のエイしかいないそうなので ダイヤはポルカの地域変異種でないことは確かなようです マンチャの血を微妙に感じるのは私だけでしょうか?

マンチャ絡みのハイブリに 面白い柄が出たり ものすごいスポットの個体が出ることが良くありますが 秘密はマンチャにありそうな気がします
今 マンチャの人気は いま1つですが やはり重要な種ですね

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