2012年4月5日木曜日

親魚のレベル~考察 その2

ところが スモールについては 今までの経験や 他のブリーダーさんの様子を見ても そのごく当たり前な理屈が当てはまらないようです
すごいギャラスポットのワイルド個体からベビーを採っても あまりパッとしたベビーが採れない例も実際ありますし ワイルドのしょぼいスポットのペアから結構な率でかなり綺麗な仔ベビーが取れたりすることもかなりあります  
これはスモールのスポットの層が非常に浅く 周りの環境によりかなり影響を受けるということに起因しているようです 
現地タバジョス川の川底の色が明るいところと暗い色の所があるらしく 素質があってもそのどちらに良くいたか?などでスポットの数などがかなり違ってくるようです
そして日本に来た時のレベルではなくその個体が元々持っている素質が高ければ 高いほど高い確率でベビーが綺麗になるというわけです
ワイルドの親魚のレベルはあまり参考にならないわけで ブリードの親魚で良環境で育ったはずなのに
いまいちの個体は素質が悪いのでベビーは期待薄になります

ちなみにブリードのベビーを黒板水槽で育てるとほとんど全部の個体が ワイルドレベルのしょぼい個体になってしまいます

最後にまたまた宣伝になりますが 当社のスモール親魚ワイルドはしょぼいですが 素質が良いらしく ベビーを白板水槽に入れず 普通のクリア水槽で育てますが かなり綺麗なる個体が多いです
しかし スモールは模様は単純ですが なかなか興味深く面白い種です

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